脳神経外科

脳神経外科の特色(特徴)

脳神経外科では脳卒中と頭部外傷を中心とした脳神経/脳血管の主に救急疾患の診断治療を行っています。
一方、最近の画像診断の進歩により無症候性(症状のない)脳神経/脳血管病変が偶然発見されることが多くなり、診療の重要な部分を占めるようになっていますが、これは脳ドックという健診システム(頭部MRI・頭頚部MRAなど)の影響が大きいと考えられます。脳ドックは致死率の高いクモ膜下出血の主な原因である脳動脈瘤を未然に発見するという趣旨で、1988年頃より全世界の中でわが国で始まり、主に脳卒中の予防への期待と共に広く普及するに至っています。当院では脳ドックによる脳卒中の予防に特に力を入れています。また未曾有の超高齢化社会に突入しているわが国では認知症の早期の診断治療が最重要となってきています。最近アルツハイマー病の発症の要因と考えられているアミロイドベータ蛋白を除去できる薬剤が初めて開発されたこともあり、今後脳ドックによる認知症の早期発見も行っていきたいと考えています。

  • 脳卒中、頭部外傷、などが診療治療の中心

主な症状・疾患

<疾患>

  • 脳血管障害(脳梗塞や脳出血などの脳卒中、未破裂脳動脈瘤や脳主幹/頚部動脈狭窄閉塞症などの無症候性血管病変など)
  • 頭部外傷(硬膜下血腫、クモ膜下出血、脳挫傷、頭蓋顔面骨骨折など)
  • その他(慢性硬膜下血腫、特発性正常圧水頭症、てんかん発作、三叉神経痛、片側顔面けいれん、一次性頭痛(緊張性/血管性)、アルツハイマー病、パーキンソン病、髄膜脳炎、脳/硬膜下膿瘍、脳腫瘍など)

行っている主な検査、治療

単純/造影頭部CT、単純/造影頭部MRI、頭頚部MRA、頚動脈エコー、(腰椎穿刺)髄液検査、認知機能検査などを行います。
内科的薬物療法とリハビリテーションを中心に局所麻酔下穿頭術などの手術も行います。