慢性期病棟について

慢性期病棟

慢性期病棟の中には「療養病棟」と「障害者病棟」があります。
どちらも長期間にわたる医療ケアが必要な患者さまのための病棟ですが、目的や提供するケア内容には異なる特徴があります。

慢性期病棟とは?

慢性期病棟は、長い期間療養が必要な方が入院される病棟です。お身体に重い障害をお持ちの方や、ご高齢の方が多いのが特徴です。
ご本人の生活の質(QOL)を大切にしながら、ご家族の不安や負担も少しでも軽くできるようサポートしています。
医療・看護・介護が連携し、食事や排泄、入浴といった日常生活の支援を丁寧に行いながら、安心して療養できる環境を整えています。
院内デイケアの様子
慢性期病棟イメージ2
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地域包括ケア病床

地域包括ケア病床とは?

急性期の治療を終了した患者さまに対して、多職種による退院支援を行うことにより、「在宅復帰を」目指す病床です。

自立支援のため、和室・畳で練習できる小上がりを設置しています。
地域包括ケア病床イメージ
  • ▶ 入院期間は、地域包括ケア病棟に入棟した日から最長60日です
  • ▶ 60日以内に患者さま・ご家族さまが安心して退院できるように支援いたします
当院の地域包括ケア病床の特徴
  • 365日リハビリ体制
  • ▶ 退院後も通所リハビリ訪問看護でしっかり患者さまの情報を共有し、サポートいたしますので、安心して在宅生活をお送りいただけます
  • ▶ 専任の医療ソーシャルワーカーが患者さまの退院支援退院後のケアについてサポートいたします
  • 近隣病院からの無料お迎えサービスを開始いたしました

退院に向けた機能訓練や生活指導を多職種で退院サポート

対象となる患者さんは?
  • ① 治療は終了したが、在宅や施設への準備が必要な方
  • ② 在宅復帰に向けてもう少しリハビリが必要な方
  • ③ 在宅や介護施設等で体調が悪化した方
  • ④ ご家族さま方の介護療養を目的とした「レスパイト入院 ※」を希望される方
  • ⑤ 対象疾患に特に制限はありません(肺炎後、尿路感染後、骨折の手術後など)

※ 一時的に一定の期間、病気を持つ患者さまの介護やケアにあたる介護者の方を解放して、介護者の方の日頃の精神的・身体的な負担を回復させることを目的とした入院のことを言います。

回復期対象疾患の方を受け入れます
  • ▶ 対象疾患
    • 運動器疾患の方(大腿骨・骨盤・脊椎・股関節もしくは膝関節の骨折など)
    • 内科的疾患による廃用症候群の方
  • ▶ 特徴
    • 回復期リハビリ病棟と同等のリハビリ単位数を行います
    • リハビリ単位数:4~6単位(1単位=20分)
    • 365日リハビリが可能
    • 入院期間:最長60日間
入院~退院までの流れ
  1. 入院 – 身体の様々な機能を評価します
  2. カンファレンス – 治療の成果を多職種で検討し、患者さま・ご家族さまとの話し合いを行います
  3. 家屋調査 – 必要に応じて、ご自宅に訪問し、自宅改修をはじめとする、退院後の生活のアドバイスをします。訪問時期は患者さまの状態に合わせて決定します。
  4. 入院中のサポート – 退院後、安心して生活いただけるよう、サービス体制の整備や患者さまの機能訓練・ご家族さまのサポートをスタッフ全員で実施します。
  5. 退院 – 住み慣れた地域へ、その人らしい暮らしへ

お気軽にご相談ください

主治医・かかりつけ医の「診療情報提供書 (紹介状)」を地域連携・医療福祉相談室へお送りください。

直通FAX

048-962-1922(直通)

E-mail

soudansitu@seiwa-amg.com

住 所

〒343-0856 埼玉県越谷市谷中町4-25-5
越谷誠和病院 地域連携・医療福祉相談室