病院からのお知らせ

手外科・上肢外科センター

2023年08月30日

KOSHIGAYA SEIWA HOSPITAL

手外科・上肢外科センター

概要・特徴

当センターでは手・肘を中心とした上肢傷病に対して手外科専門医による診療体制を敷いており、県内のみならず近隣都県の患者様も含め広く対応しています。また日本手外科学会認定の研修基幹施設として手外科専門医の育成とともに、学会発表を始めとする学術活動を通じて常に最新の知見に基づいた診療を行っています。病状や重症度に応じた最善の治療法を提供することを心掛けており、不明な点はお気軽にご相談いただけます。

上肢傷病の治療において、手術前後のリハビリテーションは大変重要で、その重要性は手術3割、リハビリテーション7割とも言われます。上肢のリハビリテーションは特有の知識と技量、経験を必要とし、ハンドセラピィとも呼ばれています。当院ではハンドセラピィ担当作業療法士が6名在籍し、県内随一の体制で診療にあたっています。

診療・手術実績

顕微鏡、手関節鏡、神経伝導検査機器、エコーなどの診断、手術機材を駆使して年間約703件(2022年度の詳細は以下)の手術を行っています。また骨折に伴う神経血行障害が危惧される小児の骨折は、麻酔専門医の協力のもと来院同日の緊急手術を行っています。

2023年度手術件数716件
上腕骨・肘周辺骨折・靭帯損傷 74例
前腕・手周辺骨折 162例
手指骨折・脱臼・靱帯損傷 152例
切断指 19例
皮弁形成・遊離皮弁手術 7例
屈筋腱・伸筋腱手術 29例
腱鞘炎手術 98例
手根管・肘部管症候群手術 54例
その他の末梢神経手術 10例
骨・軟部腫瘍 51例
デュプイトラン拘縮 8例
関節炎・関節症手術 36例
その他の外傷手術 4例
その他 12例
※小児対応について

当院では年齢問わずお子様の診察を行っておりますが、現在4歳未満のお子様の全身麻酔手術は対応できません。4歳未満で手術が必要となる先天異常や外傷では、対応可能な医療機関をご紹介いたします。

整形外科、手外科・上肢外科センター
午前 午後
大堀
木村(手外科センター)※予約制
猪瀬 弘之 (9:00~11:00)
渡邊(13:00~16:00)
垣花 大堀
矢尾
木村(手外科センター)※予約制
佐野(手外科センター)
鈴木 鈴木
竹本 竹本
渡邊
佐野 第2・第4週(手外科センター)
担当医
木村 和正

木村 和正

専門分野
上肢外傷、手外科、肘関節外科
資  格
日本手外科学会専門医・指導医、日本整形外科学会専門医、日本整形外科学会スポーツ医
所属学会
日本手外科学会、日本整形外科学会、日本肘関節学会、日本マイクロサージャリー学会(評議員、埼玉手外科研究会(幹事)
佐野 和史

佐野 和史(非常勤)

専門分野
末梢神経外科、手外科、肘関節外科、手指先天異常、音楽家の手障害
資  格
日本手外科学会専門医・指導医、日本整形外科学会専門医、日本形成外科学会専門医・指導医
所属学会
日本手外科学会(代議員)、日本整形外科学会、日本形成外科学会、日本肘関節学会、日本マイクロサージャリー学会(評議員)、国際マイクロサージャリー学会、日本演奏芸術医学研究会(監事)