栄養科の紹介
入院中の患者様への食事提供、栄養管理が主な仕事ですが、多職種で行われるカンファレンスに参加し、多方面からの患者支援の一画を担っております。
NST活動もその一つで、特別な栄養管理の必要な患者様には多職種で関わらせていただいております。
入院中または外来での栄養食事指導も行っております。
業務内容
01食事提供
栄養科では、患者様に安心、安全でおいしい食事の提供を心がけております。
温冷配膳車を導入し適温・適時で提供できるよう努力しております。
また、医師からの指示により疾患に合わせた食事の提供もしております。疾患によっては減塩食や低脂肪食など入院前とは異なる食事内容になる方も多く、食事が治療の一環であることを理解していただけるよう、入院患者様に食事について説明に伺っております。
それ以外にも、摂食機能の低下により嚥下が困難になってしまった患者様に、医師や言語聴覚士と連携しながら、形態やとろみなどの工夫をした食事の提供も行っております。
週に数回選択メニューを実施したり、季節ごとの行事食を実施したりすることで献立に変化を加える努力もしております。
食事提供をする中で定期的に嗜好調査も行い、結果は、通常献立や行事食献立に反映させていただいています。
嗜好調査結果:https://drive.google.com/drive/folders/17Ef5vO8Cp1N7A8uENeM9KYorXTni3PSz
02栄養管理
患者様個々の状態に合わせた適切な栄養管理が行えるよう、入院時に栄養スクリーニングを実施し栄養管理手順に則って継続的に管理できるような体制にしております。
また、入院患者様の食事内容を説明するとともに喫食量や食形態の確認をして個々に合わせた栄養量の確保のために栄養補助食品や食形態、補助食器の提供もしております。
03栄養指導
医師の指示のもと個人栄養指導を行っております。継続的に栄養指導が必要な場合も対応していますので、希望される場合はお気軽にお声がけください。
当院で提供している食事の例
04チーム医療への参加
当院栄養科の管理栄養士は、NST(栄養サポートチーム)やDCT(糖尿病ケアチーム)、褥癒対策チーム、各診療科カンファレンスなど、さまざまな活動に参加しております。また、NST専門療法士や日本糖尿病療養指導士などの資格取得や、学会にも積極的に参加し、自己研鑽に努めております。