2016年度(平成28年度)病院指標
年齢階級別退院患者数
年齢区分
0~
10~
20~
30~
40~
50~
60~
70~
80~
90~
患者数
15
65
61
59
146
154
331
540
584
269
越谷市西部に位置する地域の中核病院として急性期から慢性期に至る幅広い医療を提供すると共に、救急指定病院として積極的に救急医療も行っています。平成28年度の全退院患者数は2224名であり、患者分布は幅広い年齢層に及んでいます。少子高齢化の影響で、特に60歳以上の患者数が1724名と多く、全体の78%を占めています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
内科
DPCコード
DPC名称
患者数
平均在院日数(自院)
平均在院日数(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
040081xx99x00x
誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし
148
43.67
21.25
2.03%
84.46
110310xx99xx0x
腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし
54
17.48
12.43
1.85%
85.31
050130xx99000x
心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし
38
38.87
17.95
2.63%
85.26
100380xxxxxxxx
体液量減少症
30
31.97
9.33
6.67%
83.37
0400801499×002
肺炎等 15歳未満または市中肺炎 75歳以上 手術なし 処置2なし 副傷病なし A-DROP(2)
24
29.92
15.29
4.17%
86.00
いずれの疾患も平均在院日数(自院)については、急性期病棟のみならず慢性期の療養病棟での治療期間も含まれるため、平均在院日数(全国)に比べ長くなっています。当院の急性期病棟のみの平均在院日数は全国平均と大きな差はありません。
内科で多い疾患は、誤嚥性肺炎、尿路感染床、心不全となっており、高齢の入院患者が多いことを反映して呼吸器・循環器系疾患が上位を占めています。
外科
DPCコード
DPC名称
患者数
平均在院日数(自院)
平均在院日数(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
060210xx99000x
ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし
53
9.66
9.08
1.89%
72.21
150010xxxxx0xx
ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし
40
5.93
5.50
0.00%
46.63
060102xx99xxxx
穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし
35
9.57
7.89
0.00%
63.17
060350xx99x00x
急性膵炎 手術なし 処置2なし 副傷病なし
19
12.32
11.84
5.26%
61.53
060335xx02000x
胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 処置1なし 処置2なし 副傷病なし
18
13.11
7.61
0.00%
58.50
外科では、一般・消化器外科全般について診療を行っています。
良性疾患の手術治療では、鼠径部ヘルニア、急性虫垂炎、胆嚢結石症、総胆管結石症を中心に行っています。また、鼠径部ヘルニア、急性虫垂炎、胆嚢結石症については腹腔鏡下手術を行っています。2000年以降、鼠径部ヘルニア手術後の再発を認めていません。
悪性疾患については、胃癌、大腸癌、乳癌等の手術治療、化学療法を行っています。
救急疾患では上表のように急性腸炎、憩室炎、急性膵炎等の保存的治療も当科で行っています。また、消化管出血における内視鏡的止血術、ERCP手技を用いた総胆管結石除去等の治療にもあたっています。
整形外科
DPCコード
DPC名称
患者数
平均在院日数(自院)
平均在院日数(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
160800xx01xxxx
股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等
89
21.82
27.63
6.74%
82.49
160760xx97xx0x
前腕の骨折 手術あり 副傷病なし
31
5.77
5.49
0.00%
32.55
160740xx97xx0x
肘関節周辺の骨折・脱臼 手術あり 副傷病なし
27
8.78
5.33
0.00%
39.81
070160xx01xxxx
上肢末梢神経麻痺 手根管開放手術等
17
7.53
5.69
0.00%
62.29
070343xx01x0xx
脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等 手術・処置等2なし
14
18.94
22.55
5.88%
66.65
大腿骨近位部(頚部・頚基部・転子部)骨折は、橈骨遠位端骨折、脊柱管狭窄症など、多くが高齢者の傷病ですので、迅速かつ適切な手術により、入院期間短縮を努めています。橈骨遠位端骨折の多くは“日帰り手術”のため本指標外ですが、合併症などを有する場合には入院治療を行っています。
手外科は、専門チームが設立されており、近隣病院からの紹介も承っています。
脊椎外科は、神経除圧術から矯正固定、側彎症手術まで、高度医療を提供しています。
泌尿器科
DPCコード
DPC名称
患者数
平均在院日数(自院)
平均在院日数(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
11012xxx99xx0x
上部尿路疾患 手術なし 副傷病なし
15
3.67
5.25
6.67%
52.80
110310xx99xx0x
腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし
13
14.62
12.43
7.69%
82.00
110070xx02020x
膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1なし 手術・処置等2-2あり 副傷病なし
12
7.83
7.85
0.00%
75.33
11022xxx02xxxx
男性生殖器疾患 陰嚢水腫手術等
–
–
4.91
–
–
11022xxx99xxxx
男性生殖器疾患 手術なし
–
–
8.83
–
–
※患者数が10名未満の場合は、個人情報の特定が懸念されるため「‐」(ハイフン)で表示しています。
主に泌尿器領域での癌の診断、治療、結石治療、排尿障害および泌尿器科的緊急疾患の治療を行っています。特に前立腺の悪性腫瘍の早期発見・早期治療に力を入れており、経直腸的前立腺生検や経尿道的前立腺切除術を積極的に行っています。近隣の病院と連携を図る事により患者様一人ひとりに合った治療を提供できるよう努めています。
また、排尿ケアチームを設立し、他科と連携して患者様のケアを行っています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
初発
再発
病期分類
基準(※)
版数
Stage I
Stage II
Stage III
Stage IV
不明
胃癌
–
–
–
–
–
–
1
7
大腸癌
–
–
–
–
–
–
1
7
乳癌
–
–
–
–
–
–
1
7
肺癌
–
–
–
11
–
–
1
7
肝癌
–
–
–
–
–
–
1
7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
※ 患者数が10名未満の場合は、個人情報の特定が懸念されるため「‐」(ハイフン)で表示しています。
患者数としては大腸癌が最も多く、次いで、肺癌、胃癌となっています。
当院は手術治療だけでなく、化学療法、緩和ケア治療など様々な治療も行い、総合的に診療しています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等
患者数
平均在院日数
平均年齢
軽症
–
–
–
中等症
32
19.63
79.63
重症
–
–
–
超重症
11
62.36
93.09
不明
–
–
–
※ 患者数が10名未満の場合は、個人情報の特定が懸念されるため「‐」(ハイフン)で表示しています。
平均在院日数は、一般急性期病棟および慢性期の療養病棟での治療期間が含まれるため、通常より長くなっています。内科での入院が最も多い疾患は肺炎ですが、重症度分類では中等症が全体の60%を占めています。肺炎の重症度が上がるほど平均年齢は高くなっています。
脳梗塞の患者数等
ICD10
傷病名
発症日から
患者数
平均在院日数
平均年齢
転院率
G45$
一過性脳虚血発作及び関連症候群
3日以内
–
–
–
–
その他
–
–
–
–
G46$
脳血管疾患における脳の血管(性)症候群
3日以内
–
–
–
–
その他
–
–
–
–
I63$
脳梗塞
3日以内
27
65.52
84.56
3.70%
その他
–
–
–
–
I65$
脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの
3日以内
–
–
–
–
その他
–
–
–
–
I66$
脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの
3日以内
–
–
–
–
その他
–
–
–
–
I675
もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症>
3日以内
–
–
–
–
その他
–
–
–
–
I679
脳血管疾患,詳細不明
3日以内
–
–
–
–
その他
–
–
–
–
※ 患者数が10名未満の場合は、個人情報の特定が懸念されるため「‐」(ハイフン)で表示しています。
脳梗塞の症例では、発症から3日以内に治療を開始する患者様が大半を占めています。一般病棟での急性期治療後は療養病棟へ転棟し、リハビリテーションやケアを行ってから退院となるため平均在院日数は65日となっています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
外科
Kコード
名称
患者数
平均
術前日数
平均
術後日数
転院率
平均年齢
患者用パス
K6335
鼠径ヘルニア手術
33
1.30
4.94
0.00%
68.55
K672-2
腹腔鏡下胆嚢摘出術
25
2.36
8.92
0.00%
58.16
K7151
腸重積症整復術(非観血的)
13
0.08
10.92
0.00%
73.15
K654
内視鏡的消化管止血術
12
2.42
16.67
0.00%
71.17
K718-21
腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの)
–
–
–
–
–
※ 患者数が10名未満の場合は、個人情報の特定が懸念されるため「‐」(ハイフン)で表示しています。
当院では、上記成績に反映されているように各種良性疾患に対して侵襲の少ない治療を心がけており、従来の手術法以外にも腹腔鏡や内視鏡を用いた低侵襲治療を積極的に行っています。また、これら以外に胃癌、大腸癌、乳癌等の手術治療も行っています。
整形外科
Kコード
名称
患者数
平均
術前日数
平均
術後日数
転院率
平均年齢
患者用パス
K0461
骨折観血的手術(大腿)(上腕)
92
1.22
14.23
6.52%
67.74
K0462
骨折観血的手術(下腿)(前腕)
55
2.27
15.32
1.82%
51.58
K0483
骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕)(下腿)
35
1.06
6.18
0.00%
42.67
K0463
骨折観血的手術(足)(指)(鎖骨)等
28
1.93
12.30
3.57%
55.39
K0811
人工骨頭挿入術(股)
26
2.04
27.62
0.00%
79.81
四肢の骨折が主で、多くは高齢者の外傷です。合併症の出現を予防するため、大腿骨近位端骨折は受傷当日を含め数日以内の手術を、橈骨遠位端骨折は主に“日帰り手術”(本指標外)を行っています。
上肢には若年者の傷病も多く、手外科専門医を中心とするチームで機能回復を図ります。
脊椎は脊柱管狭窄症(頸椎、除圧のみ、脊椎変性疾患を含む)が53例と多く、椎間板ヘルニア、骨折、腫瘍、側彎症に至るまで治療しています。
術後は“365日リハビリテーション”をはじめとする患者様本位の医療を各職種から成るチームで実践し、退院後も“リハビリテーション”などでサポートしています。
泌尿器科
Kコード
名称
患者数
平均
術前日数
平均
術後日数
転院率
平均年齢
患者用パス
K8036ロ
膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他)
15
1.27
5.27
6.67%
73.40
K783-2
経尿道的尿管ステント留置術
11
1.73
11.36
0.00%
76.82
K8352
陰嚢水腫手術(その他)
–
–
–
–
–
K8412
経尿道的前立腺手術(その他)
–
–
–
–
–
K7981
膀胱結石摘出術(経尿道的手術)
–
–
–
–
–
※ 患者数が10名未満の場合は、個人情報の特定が懸念されるため「‐」(ハイフン)で表示しています。
泌尿器癌に対する手術を多く行っており、経尿道的膀胱悪性腫瘍手術は患者様への負担が少なく、入院期間も一週間程度です。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC
傷病名
入院契機
症例数
発生率
130100
播種性血管内凝固症候群
同一
–
–
異なる
–
–
180010
敗血症
同一
–
–
異なる
–
–
180035
その他の真菌感染症
同一
–
–
異なる
–
–
180040
手術・処置等の合併症
同一
–
–
異なる
–
–
※ 患者数が10名未満の場合は、個人情報の特定が懸念されるため「‐」(ハイフン)で表示しています。
こちらの指標は医療の質の改善に資するため、臨床上ゼロにはなりえないものの、少しでも改善すべきものとして入院契機病名(入院のきっかけとなった病名)の同一性を区別して症例数と発生率を示したものです。すべて0.3%未満の低い発生率となっています。
更新履歴
- H28.09.21
- 更新
- H29.09.26
- 指標更新(28年度)
年齢階級別退院患者数
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 15 | 65 | 61 | 59 | 146 | 154 | 331 | 540 | 584 | 269 |
越谷市西部に位置する地域の中核病院として急性期から慢性期に至る幅広い医療を提供すると共に、救急指定病院として積極的に救急医療も行っています。平成28年度の全退院患者数は2224名であり、患者分布は幅広い年齢層に及んでいます。少子高齢化の影響で、特に60歳以上の患者数が1724名と多く、全体の78%を占めています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 148 | 43.67 | 21.25 | 2.03% | 84.46 | |
110310xx99xx0x | 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし | 54 | 17.48 | 12.43 | 1.85% | 85.31 | |
050130xx99000x | 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 38 | 38.87 | 17.95 | 2.63% | 85.26 | |
100380xxxxxxxx | 体液量減少症 | 30 | 31.97 | 9.33 | 6.67% | 83.37 | |
0400801499×002 | 肺炎等 15歳未満または市中肺炎 75歳以上 手術なし 処置2なし 副傷病なし A-DROP(2) | 24 | 29.92 | 15.29 | 4.17% | 86.00 |
いずれの疾患も平均在院日数(自院)については、急性期病棟のみならず慢性期の療養病棟での治療期間も含まれるため、平均在院日数(全国)に比べ長くなっています。当院の急性期病棟のみの平均在院日数は全国平均と大きな差はありません。
内科で多い疾患は、誤嚥性肺炎、尿路感染床、心不全となっており、高齢の入院患者が多いことを反映して呼吸器・循環器系疾患が上位を占めています。
内科で多い疾患は、誤嚥性肺炎、尿路感染床、心不全となっており、高齢の入院患者が多いことを反映して呼吸器・循環器系疾患が上位を占めています。
外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060210xx99000x | ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 53 | 9.66 | 9.08 | 1.89% | 72.21 | |
150010xxxxx0xx | ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし | 40 | 5.93 | 5.50 | 0.00% | 46.63 | |
060102xx99xxxx | 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし | 35 | 9.57 | 7.89 | 0.00% | 63.17 | |
060350xx99x00x | 急性膵炎 手術なし 処置2なし 副傷病なし | 19 | 12.32 | 11.84 | 5.26% | 61.53 | |
060335xx02000x | 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 処置1なし 処置2なし 副傷病なし | 18 | 13.11 | 7.61 | 0.00% | 58.50 |
外科では、一般・消化器外科全般について診療を行っています。
良性疾患の手術治療では、鼠径部ヘルニア、急性虫垂炎、胆嚢結石症、総胆管結石症を中心に行っています。また、鼠径部ヘルニア、急性虫垂炎、胆嚢結石症については腹腔鏡下手術を行っています。2000年以降、鼠径部ヘルニア手術後の再発を認めていません。
悪性疾患については、胃癌、大腸癌、乳癌等の手術治療、化学療法を行っています。
救急疾患では上表のように急性腸炎、憩室炎、急性膵炎等の保存的治療も当科で行っています。また、消化管出血における内視鏡的止血術、ERCP手技を用いた総胆管結石除去等の治療にもあたっています。
良性疾患の手術治療では、鼠径部ヘルニア、急性虫垂炎、胆嚢結石症、総胆管結石症を中心に行っています。また、鼠径部ヘルニア、急性虫垂炎、胆嚢結石症については腹腔鏡下手術を行っています。2000年以降、鼠径部ヘルニア手術後の再発を認めていません。
悪性疾患については、胃癌、大腸癌、乳癌等の手術治療、化学療法を行っています。
救急疾患では上表のように急性腸炎、憩室炎、急性膵炎等の保存的治療も当科で行っています。また、消化管出血における内視鏡的止血術、ERCP手技を用いた総胆管結石除去等の治療にもあたっています。
整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx01xxxx | 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 89 | 21.82 | 27.63 | 6.74% | 82.49 | |
160760xx97xx0x | 前腕の骨折 手術あり 副傷病なし | 31 | 5.77 | 5.49 | 0.00% | 32.55 | |
160740xx97xx0x | 肘関節周辺の骨折・脱臼 手術あり 副傷病なし | 27 | 8.78 | 5.33 | 0.00% | 39.81 | |
070160xx01xxxx | 上肢末梢神経麻痺 手根管開放手術等 | 17 | 7.53 | 5.69 | 0.00% | 62.29 | |
070343xx01x0xx | 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等 手術・処置等2なし | 14 | 18.94 | 22.55 | 5.88% | 66.65 |
大腿骨近位部(頚部・頚基部・転子部)骨折は、橈骨遠位端骨折、脊柱管狭窄症など、多くが高齢者の傷病ですので、迅速かつ適切な手術により、入院期間短縮を努めています。橈骨遠位端骨折の多くは“日帰り手術”のため本指標外ですが、合併症などを有する場合には入院治療を行っています。
手外科は、専門チームが設立されており、近隣病院からの紹介も承っています。
脊椎外科は、神経除圧術から矯正固定、側彎症手術まで、高度医療を提供しています。
手外科は、専門チームが設立されており、近隣病院からの紹介も承っています。
脊椎外科は、神経除圧術から矯正固定、側彎症手術まで、高度医療を提供しています。
泌尿器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
11012xxx99xx0x | 上部尿路疾患 手術なし 副傷病なし | 15 | 3.67 | 5.25 | 6.67% | 52.80 | |
110310xx99xx0x | 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし | 13 | 14.62 | 12.43 | 7.69% | 82.00 | |
110070xx02020x | 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1なし 手術・処置等2-2あり 副傷病なし | 12 | 7.83 | 7.85 | 0.00% | 75.33 | |
11022xxx02xxxx | 男性生殖器疾患 陰嚢水腫手術等 | – | – | 4.91 | – | – | |
11022xxx99xxxx | 男性生殖器疾患 手術なし | – | – | 8.83 | – | – |
※患者数が10名未満の場合は、個人情報の特定が懸念されるため「‐」(ハイフン)で表示しています。
主に泌尿器領域での癌の診断、治療、結石治療、排尿障害および泌尿器科的緊急疾患の治療を行っています。特に前立腺の悪性腫瘍の早期発見・早期治療に力を入れており、経直腸的前立腺生検や経尿道的前立腺切除術を積極的に行っています。近隣の病院と連携を図る事により患者様一人ひとりに合った治療を提供できるよう努めています。
また、排尿ケアチームを設立し、他科と連携して患者様のケアを行っています。
主に泌尿器領域での癌の診断、治療、結石治療、排尿障害および泌尿器科的緊急疾患の治療を行っています。特に前立腺の悪性腫瘍の早期発見・早期治療に力を入れており、経直腸的前立腺生検や経尿道的前立腺切除術を積極的に行っています。近隣の病院と連携を図る事により患者様一人ひとりに合った治療を提供できるよう努めています。
また、排尿ケアチームを設立し、他科と連携して患者様のケアを行っています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | – | – | – | – | – | – | 1 | 7 |
大腸癌 | – | – | – | – | – | – | 1 | 7 |
乳癌 | – | – | – | – | – | – | 1 | 7 |
肺癌 | – | – | – | 11 | – | – | 1 | 7 |
肝癌 | – | – | – | – | – | – | 1 | 7 |
※ 患者数が10名未満の場合は、個人情報の特定が懸念されるため「‐」(ハイフン)で表示しています。
患者数としては大腸癌が最も多く、次いで、肺癌、胃癌となっています。
当院は手術治療だけでなく、化学療法、緩和ケア治療など様々な治療も行い、総合的に診療しています。
当院は手術治療だけでなく、化学療法、緩和ケア治療など様々な治療も行い、総合的に診療しています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等
患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | – | – | – |
中等症 | 32 | 19.63 | 79.63 |
重症 | – | – | – |
超重症 | 11 | 62.36 | 93.09 |
不明 | – | – | – |
平均在院日数は、一般急性期病棟および慢性期の療養病棟での治療期間が含まれるため、通常より長くなっています。内科での入院が最も多い疾患は肺炎ですが、重症度分類では中等症が全体の60%を占めています。肺炎の重症度が上がるほど平均年齢は高くなっています。
脳梗塞の患者数等
ICD10 | 傷病名 | 発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|---|---|
G45$ | 一過性脳虚血発作及び関連症候群 | 3日以内 | – | – | – | – |
その他 | – | – | – | – | ||
G46$ | 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 | 3日以内 | – | – | – | – |
その他 | – | – | – | – | ||
I63$ | 脳梗塞 | 3日以内 | 27 | 65.52 | 84.56 | 3.70% |
その他 | – | – | – | – | ||
I65$ | 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの | 3日以内 | – | – | – | – |
その他 | – | – | – | – | ||
I66$ | 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの | 3日以内 | – | – | – | – |
その他 | – | – | – | – | ||
I675 | もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> | 3日以内 | – | – | – | – |
その他 | – | – | – | – | ||
I679 | 脳血管疾患,詳細不明 | 3日以内 | – | – | – | – |
その他 | – | – | – | – |
脳梗塞の症例では、発症から3日以内に治療を開始する患者様が大半を占めています。一般病棟での急性期治療後は療養病棟へ転棟し、リハビリテーションやケアを行ってから退院となるため平均在院日数は65日となっています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K6335 | 鼠径ヘルニア手術 | 33 | 1.30 | 4.94 | 0.00% | 68.55 | |
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 25 | 2.36 | 8.92 | 0.00% | 58.16 | |
K7151 | 腸重積症整復術(非観血的) | 13 | 0.08 | 10.92 | 0.00% | 73.15 | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 12 | 2.42 | 16.67 | 0.00% | 71.17 | |
K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) | – | – | – | – | – |
当院では、上記成績に反映されているように各種良性疾患に対して侵襲の少ない治療を心がけており、従来の手術法以外にも腹腔鏡や内視鏡を用いた低侵襲治療を積極的に行っています。また、これら以外に胃癌、大腸癌、乳癌等の手術治療も行っています。
整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術(大腿)(上腕) | 92 | 1.22 | 14.23 | 6.52% | 67.74 | |
K0462 | 骨折観血的手術(下腿)(前腕) | 55 | 2.27 | 15.32 | 1.82% | 51.58 | |
K0483 | 骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕)(下腿) | 35 | 1.06 | 6.18 | 0.00% | 42.67 | |
K0463 | 骨折観血的手術(足)(指)(鎖骨)等 | 28 | 1.93 | 12.30 | 3.57% | 55.39 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) | 26 | 2.04 | 27.62 | 0.00% | 79.81 |
四肢の骨折が主で、多くは高齢者の外傷です。合併症の出現を予防するため、大腿骨近位端骨折は受傷当日を含め数日以内の手術を、橈骨遠位端骨折は主に“日帰り手術”(本指標外)を行っています。
上肢には若年者の傷病も多く、手外科専門医を中心とするチームで機能回復を図ります。
脊椎は脊柱管狭窄症(頸椎、除圧のみ、脊椎変性疾患を含む)が53例と多く、椎間板ヘルニア、骨折、腫瘍、側彎症に至るまで治療しています。
術後は“365日リハビリテーション”をはじめとする患者様本位の医療を各職種から成るチームで実践し、退院後も“リハビリテーション”などでサポートしています。
上肢には若年者の傷病も多く、手外科専門医を中心とするチームで機能回復を図ります。
脊椎は脊柱管狭窄症(頸椎、除圧のみ、脊椎変性疾患を含む)が53例と多く、椎間板ヘルニア、骨折、腫瘍、側彎症に至るまで治療しています。
術後は“365日リハビリテーション”をはじめとする患者様本位の医療を各職種から成るチームで実践し、退院後も“リハビリテーション”などでサポートしています。
泌尿器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K8036ロ | 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他) | 15 | 1.27 | 5.27 | 6.67% | 73.40 | |
K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | 11 | 1.73 | 11.36 | 0.00% | 76.82 | |
K8352 | 陰嚢水腫手術(その他) | – | – | – | – | – | |
K8412 | 経尿道的前立腺手術(その他) | – | – | – | – | – | |
K7981 | 膀胱結石摘出術(経尿道的手術) | – | – | – | – | – |
泌尿器癌に対する手術を多く行っており、経尿道的膀胱悪性腫瘍手術は患者様への負担が少なく、入院期間も一週間程度です。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | – | – |
異なる | – | – | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | – | – |
異なる | – | – | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | – | – |
異なる | – | – | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | – | – |
異なる | – | – |
こちらの指標は医療の質の改善に資するため、臨床上ゼロにはなりえないものの、少しでも改善すべきものとして入院契機病名(入院のきっかけとなった病名)の同一性を区別して症例数と発生率を示したものです。すべて0.3%未満の低い発生率となっています。
更新履歴
- H28.09.21
- 更新
- H29.09.26
- 指標更新(28年度)